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神戸市会議員(神戸市北区選出)公式ウェブサイト

神戸市における「医療・福祉・介護」の「これまで」と「これから」

安心して健やかに暮らしていくことのできるまち・神戸を目指して。これからの政策の方向性について、神戸市会議員・坊やすながが、インタビュー形式で語ります。

<健康に直結する「食」と「運動」の質を高めるための環境づくり、教育の整備>が重要

―――神戸市における、「これから」の医療・介護・福祉のありかたというのは、どのようなものになっていくべきだとお考えですか。「これまで」を踏まえて、お話をお聞かせください。

(坊)大前提として、政治・行政として、医療・介護・福祉の充実を図ることはとても重要なことだと考えています。いっぽうで、これからますます高齢化が進んでいく中で、ますます重要度を増していくのは「市民の健康をいかに増進するか」ということであると考えます。医療や介護をできるだけ必要とせず、皆が健康に暮らしていくことができるような社会づくりですね。具体的には、健康に直結する、「食」と「運動」の質を高める環境づくりが非常に重要になると考えています。

―――神戸に暮らすひとびとの「食」の質を高める環境づくりとして、具体的にどのようなことが考えられるでしょうか。

(坊)「二里(約8キロメートル)以内で作られたものを食べれば健康になる」といいます。神戸市内には広大な農地があります。私は、議員として、神戸市産の農作物を、神戸の人にもっともっと気軽に食べていただけるような流通のありかたに変えていく、ということを進めています。要するに「地産地消」ということですね。「地産地消」であれば、物流の観点からもコンパクトですから、エコにもかなっていると思います。

神戸市の中心市街地から車で30分ほど走れば、あっという間に、農作物を作っているところまでいけるんです。どんなひとがどんなところで作っているのかが見える、というのは食の安心につながりますよね。そうやって、安心できる食べものを食べられる、ということは、精神的な健康にもつながっていくはずです。

神戸というのは、世界的に有名な神戸牛もそうですけど、世界ブランドとなっているような高品質の食べものを、地元ですぐに食べられる贅沢な地域なんです。

―――生産地が近い、ということは、生産者の皆さん、それから、いのちに対する感謝の気持ちを育むことができる、という意味でも利点であるように思います。

(坊)健康の基礎は「食」にあります。そして、私は、食というのは「いのちの教育」だと思っています。日本では、食前に「いただきます」といいます。それは「今から食べる生き物のいのちをいただく」という意味です。それが新しくいのちの糧となります。それに感謝しているのです。

八多保育園・茶道教室

そんな食べもの、そして、食べものを作ってくださる人、そして自然に感謝し、敬うこと。このことを大事にすれば、フードロスもなくなる。過食もなくなる。必要にして十分な食べものが、ちゃんとみんなに行き渡るようになる。変なものを食べて体を壊すこともなくなる。

「調和」というのは、適切な時に適切なものが適切なところにある、ということだと思います。多すぎることも、少なすぎることもない。必要にして十分なだけのものが、行き渡ってある、ということです。

こうした「調和」の精神が経済と社会に行き渡れば、人は自然と「健康」になっていくのだと思います。ですから、こうしたことをしっかりと学べるような「教育」が重要だと思っています。

―――ちゃんとしたものを「必要なだけ」いただいて、適度に運動を続けていけば、健康に生きていけますよね。神戸市には運動のための施設や公園もたくさんあります。そうした恵まれた環境を活かして、市民がもっと活発に運動に取り組めるようにしていくためにはどんなことが必要になるとお考えでしょうか?

(坊)現代においては、運動をすると、若返る物質が出てきて、病気になりにくくなる、ということが、科学的に証明されているわけです。そうした、運動と健康の関係を、もっと科学的に、小さいころから学習していけるようにする必要があると思っています。そうした学習を支援するような環境を整備することが重要だと思います。神戸市に暮らす皆さんが、きちんと科学的に理解をして、科学的に運動をしていくことができるとよいだろうな、と思います。自分でちゃんと自分のからだ、健康のことを理解できるようにする、ということですね。やはり、そうした「教育」が一番重要だと思います。

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